堤駿斗の戦績と階級は?井之上尚弥2世が狙う東京五輪出場の可能性は?

井上尚弥2世と呼ばれるボクシング界期待の新星

高校生の頃に全日本選手権を制覇したことから、井上尚弥2世とも称される、アマチュアボクサーの堤駿斗(つつみはやと)さんが話題です。

今夜(3月15日の11時から)放送される情熱大陸でも特集が組まれています!!

階級はプロボクサーの井上尚弥さんと同じバンタム級で、今年の7月に開催される東京オリンピックのボクシング代表候補として注目されています。

堤駿斗

あしたのジョーの矢吹丈も力石徹もこの階級ですね。

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中学生の頃から驚異の戦績

堤駿斗選手は、小学5年生の時にそれまで習っていた空手をやめ、お兄さんの影響でボクシングとキックボクシングを始めました。中学2年生からはボクシング一本に専念するようになりました。

すると、ボクシングの才能が開花し、U―15全国大会、UJ(アンダージュニア)全国大会、第1回全日本UJ王座決定戦などで、数々のタイトルを獲得しました。

ミスタータイガースの掛布雅之さんやV・ファーレン長崎の玉田圭司さんなどの有名スポーツ選手を多く輩出している、千葉県の習志野高校に進学すると、その強さが爆発します。

高校6冠(インターハイ・国体・選抜大会をそれぞれ2回優勝)に加え、2017年に全日本選手権でも優勝し、井上尚弥さん以来6年ぶりの高校生王者となりました。また、日本人として初めて世界ユース選手権(18歳以下の世界大会)で優勝し、2016、17年には日本連盟最優秀選手を受賞しました。

これだけ見ると、『常勝無敗の高校生ボクサー』ですが、高校時代には悔しい敗戦も経験しています。

堤駿斗

・1年次のインターハイ…決勝戦敗退

・アジア・ジュニア選手権…1回戦敗退

・世界ジュニア選手権…1回戦敗退

・2年次の国体…体調不良のため出場できず

オリンピック金メダルを目指すほどの逸材にとっては辛酸を嘗めるような出来事でしょうが、高校時代から海外での武者修行も経験しているとか、まるで漫画の主人公のような経歴ですね。「史上最強の高校生ボクサー」と呼ばれていたのも頷けます。

これまでのアマの戦績は、18年にスポーツ紙で報じられたプロフィールによれば、

70戦65勝(20KO/RSC)5敗です。

(※RSCはレフェリー・ストップ・コンテストのこと。プロボクシングにおけるTKO(テクニカルノックアウト)に相当します。)

強くてイケメン!天は二物を与えたな!!

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堤駿斗選手のボクシングスタイルと得意技は?

堤駿斗選手のボクシングスタイルは基本に忠実なオーソドックスなスタイルだと言われています。左のジャブをメインに、スキを見てボディーブロー等の強打を叩き込むのが得意の闘い方です。

基本に忠実で強烈なボディーブローが得意技、着いた異名が史上最強の高校生ボクサーだなんて、文字だけで見ると幕之内一歩もビックリなスペックですね。(こちらはフェザー級ですが)

と、ちょっと検索してみたら、YouTubeに動画も上がっていました。

…!!!!

いやはや、漫画の世界と比較したって仕方ないですね。

実際、世界チャンピオンの井上尚弥さんからも

「日本でいちばん反応がいい」

「一瞬も気を抜けない。1ラウンド全部集中していないと。もう、このレベルまで来たら、どっちが集中力があるか。どっちがミスをするか」。

と、絶賛されるほどの実力の持ち主です。

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東京オリンピックへの出場可能性は?

そんな、アマチュアボクシング界のMONSTERですが、去る3月3日に行われた東京五輪アジア・オセアニア予選の1回戦でフィリピンのイアン・クラーク・バウチスタ選手に敗れ、オリンピック出場枠の獲得は成りませんでした。

次のチャンスは5月にフランスのパリで開催される予定の世界最終予選ですが、2月から続いている新型コロナウィルスの影響が世界中に広まっている現在、予定通り開催されるのか心配ですね。。。

自国開催となる日本の代表選手や候補の方々にとっては、競技に集中したい大事な時期に、気の休まらない状況が続いています。

アマチュアボクシング界のホープである堤選手の活躍が期待される東京オリンピック自体も、中止なのか、延期なのか、はたまた無観客開催なのか!?未だ、決定がなされていない状況ですが、世界中が注目する大舞台での活躍を観られる日が楽しみでなりません。

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