菱目打ちのハンマー音をパズルマットで小さくする方法(レザークラフト入門)

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楽しいひと時をより快適に ~レザークラフトの騒音対策~

ひととおりレザークラフトの道具を揃え、簡単な小物から作りはじめ、少しレザークラフトに慣れてきた頃に、ふと気づくことがあります。それは、菱目打ちをハンマーで叩くときの音その音量は騒音に分類されるほど、それはそれは大きな音がします。

休みの日の自由な時間には、趣味に没頭したいものですが、小さな子供が居たり(私のことです。)、集合住宅に住んでいてご近所付き合いに気を使う必要がある場合(これも私のことです。)、ハンマーの打撃音は出来る限り小さくして、少しでも静かに作業したくなるものです

今回の記事では、そんな迷惑の種になりかねないハンマーの打撃音を小さくする方法を、100円ショップで買えるグッズで実現できるリーズナブルな方法から、専用の道具を使った裏技的な方法までをご紹介します。

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ハンマーの打撃音を小さくしたければ、パズルマットを敷くべし!

パズルマットとは、床に敷き詰めるクッション材のことです。元々は小さな子供が室内で遊ぶときに足音を階下に響かせないようにすることと、怪我を防ぐことを目的として、部屋の一角に部分的に敷いて使うものですが、ハンマーの打撃音の吸音材としても使うことができます。(100円ショップでバラ売りされており、1枚だけなら100円で買えます。)

パズルマット

 

使い方は単純明快です。作業台とゴム板の間にパズルマットを1枚敷いてください。たったこれだけでハンマーの打撃音が小さくなります。

パズルマットとゴム板

 

注意点はパズルマットが間に入って柔らかくなるので、菱目打ちをハンマーで打ち付けるときのタイミングが変わることです。パズルマットを敷した状態での菱目打ちを打つ感覚は、数をこなして体で覚えましょう。

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ハンマーの打撃音を消したければ、ハンマーを使うのを止めよう!

「ハンマーを使うのを止める」本末転倒な話ですが、菱目打ちを打ち付けることのみであれば、ハンマーを使わない方法も有ります。

菱目パンチを使う(刃を噛み合わせるタイプ)

まずは裏技その1です。菱目打ちの刃先部分を、ラジオペンチに取り付けたような「菱目パンチ」という専用道具があります。写真の道具は刃が上と下に付いているタイプで、ひとつ3000円~3500円くらいの値段で手に入ります。

菱目パンチ

最低限2本菱目打ちと4本菱目打ちが必要になりますので、2つで7000円弱。これを高いと見るか安いと見るか微妙なところですが、菱目打ちの騒音から開放されるので選択しとしてはアリだと思います。

ペンチを使う要領で、サクッサクッと菱目を空けていく感覚は楽しいですよ!

ただし、上下に刃がある構造のため、噛み合わせが命の道具です。ネット通販のレビューを見ると、運悪く噛み合わせがズレた製品を引いてしまった人も居るようですので、購入するときはなるべく現物を確認してから買うことをオススメします。

菱目パンチを使う(片方の刃を取り替えて使うタイプ)

続いて、裏技その2です。菱目パンチには①のように上下に刃があるものと、上側にのみ刃を取り付けて使うものがあります。こちらの製品の場合は、噛み合わせのズレを心配することがないのが良い点ですね。また2本菱目打ちと4本菱目打ちの刃先を取り替えられるので、ひとつ買うだけで済んでしまうので裏技その1よりも経済的ですね。(なんと1本菱目打ちの刃先も付いています!!

気になるお値段は3000円前後です。

菱目打ちサイレントツール

最初からこちらを買っておけば、私のお財布も痛まずに済んだのですが、裏技その2の道具を知ったのは裏技その1を購入してからだいぶ経ってからのことでした。。。(涙

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まとめ

今回はレザークラフトの趣味を楽しむ上で、切実な悩みのひとつである「騒音問題の解消法」を紹介しました。上級者の方々の中には自分で菱目打ちマシンを作ってしまう人も居ますが、休日の趣味としてレザークラフトを楽しみたい間は、お店で売っている道具で済ませてしまって良いと思います。

菱目打ち以外にも、穴あけポンチホックカシメを打つ際にはハンマーを使わざるを得ないので、今回紹介したアイデアや道具で、悩みのすべてが解消できるわけではありませんが、レザークラフトのハンマーが出す騒音に日々悩まされている人には、是非試して頂きたいです!

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