iPhone12miniへ機種変更!iPhoneSEとマイネオ編

久しぶりの更新です。
iPhone12miniを幸運にも発売日(2020年11月13日)に手に入れたので、機種変の手順をレポートします。

(新色を避けて、64GBでも256GBでもない半端な容量のモデルを選んだのが、功を奏したのかもしれません。)

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格安SIMとiPhoneSE(第1世代)からのデータ移行事例

機種変前のiPhoneのスペック

さて、私が購入したのはSIMフリー版の128GBモデル。色は白です。

iPhone12mini

iPhone12mini

対して、現在まで使用しているiPhoneは第1世代のiPhoneSEです。

Apple Careの保証期間などとっくに切れて、バッテリーも消耗が激しく、

街のスマホ屋さんでバッテリーを交換して、かれこれ4年は使ったでしょうか?

バッテリーの最大容量が80%を下回ると、電源の消費速度が速まり、発熱しやすくなり、残量表示の数字にかかわらず急に電源が落ちたりするようになります。散々です。。。

最大容量

それでも、この4インチというサイズが本当に丁度よく手にフィットするのです。

私のように、スマホを片手で操作する人たちにとって、6インチ以上が当たり前となった最近のスマホは大きすぎて、買い換えたくとも候補がない状況が長く続いていました。

今回発売された12miniも、残念ながら4インチを超えてしまいましたが、それでもギリギリ片手で操作できる大きさにとどまっています。(iPhone12miniは5.4インチ)

SE1stと12mini

ベゼルがほとんど無くなり、前面がほぼすべて画面になったこともあり、ぱっと触った感じは違和感無しです。

これで、ようやく重い腰を上げることができました。ありがとうApple!

「ねんがんの手のひらサイズを手に入れたぞ!!!」

閑話休題

格安SIMのスペック

SIMカードは、格安SIMの老舗であるマイネオ(mineo)を使用しています。

月額2千円ほどで3GBまで使えるので、自宅のWi-Fiと併用している自分にとっては欠かせない節約術の一つになっています。

加入プランは「Aプラン」なので、auの回線を借用していることになります。

また、auの場合SIMカードの形は同じですが、nanoSIMVoLTE(ボルテ)SIMの2種類が有ります。

VoLTESIMの方が新しい規格であり、iPhone12miniはnanoSIMには対応していません。もしnanoSIMを使っている場合は、事前にVoLTESIMに変更しておく必要があります。

また、発売直後なので、まだmineoのSIMがiPhone12miniで使えるかどうか、公式の動作保証は有りませんが、きっと動くでしょう!という希望に燃えて、ひさびさに人柱になってみました。

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iPhoneSEのデータを整理する

まず、機種変前のスマホであるiPhoneSEのデータを整理します。新しいスマホにデータを移行するためにはバックアップとリカバリー作業をするわけですが、余計なファイル(後から簡単に取り戻せるファイル)はバックアップをとるパソコンの容量的にも時間的にも、この作業の邪魔になるので、可能な限りクラウドやNASなどの外部ストレージに待避しておきましょう。

因みに、バックアップ直前の私のiPhoneSEの容量は32GBほどでした。

ストレージ容量

iPhoneSEのバックアップを取る

iPhoneのバックアップは、iCloudを使用する(パソコンやライトニングケーブルを使わない)方法と、iTunesを使用する(パソコンとライトニングケーブルを使う)方法がありますが、今回はiTunesを使用してバックアップを取得します。

iCloudは無料で使用できるサイズが5GBしかなく、スマホ全体のバックアップをとるには全然足りません。容量を追加すれば良いのですが、それなりの使用料がかかりますし、Wi-Fiでデータを転送するためライトニングケーブルを使用するのと比べて時間もかかります。

さらに言えば「ホントにバックアップできてるの?」という一抹の不安が残りますので。。。

以下手順

最新版のiTunesのダウンロードとインストール

4年もの間同じスマホを使っている間に、WIndowsの仕組みも変わって、iTunesはMicrosoft Storeなるところからダウンロードするようになっていました。

以下、ダウンロードからインストールまでの手順です。

https://www.apple.com/jp/itunes/にアクセスして、「Get it from Microsoft」をクリックします。

iTunes

すると、iTunesのダウンロード画面が表示されるので、「入手」をクリックします。Microsoft Store

Microsoft Storeが起動し、iTunesのダウンロード画面が表示されるので、「入手」をクリックします。Microsoft Store

バックグラウンドで自動的にソフトがインストールされます。しばらくして「この製品はインストール済みです。」と表示されたら「起動」をクリックします。

Microsoft Store

iTunesが起動しました。「同意します」をクリックします。

iTunes

 

普段からiTunesを使用している場合は、最新版にアップデートしておくことをおすすめします。

iPhoneSEを接続する

続いて、パソコンにライトニングケーブルを挿し、iPhoneSEを接続します。

iPhoneSEを接続

iTunesがiPhoneSEを認識すると、画面左上の「ミュージック」の右隣に「スマホのアイコン」が表示されるので、クリックします。iTunes

バックアップと復元の画面が表示されました。

バックアップ取得画面

 

暗号化のパスワードを入力してバックアップ取得

続いて、バックアップエリアにある「ローカルバックアップを暗号化」をチェックします。

ローカルバックアップを暗号化

すると、パスワードを入力する画面が表示されるので、任意のパスワードを入力します。新しいiPhoneにデータを復元する際に必要になるので、忘れないようにメモを取っておきましょう。

パスワード

※暗号化すると、以下の情報がバックアップできます。どれも機種変をスムーズにおこなうためには重要な情報です。

  • iPhoneに保存している各種パスワード
  • 閲覧したWebサイトの履歴
  • Wi-Fiの設定(Wi-Fiのパスワードを含む)
  • ヘルスケアデータ(iPhoneアプリの「ヘルスケア」を使っていると記録される、睡眠時間や心拍数といったデータ)
  • LINEのトーク履歴

「パスワードを設定」をクリックすると、自動的にバックアップが始まります。

バックアップ開始

バックアップが完了すると、「最新のバックアップ:」の所にバックアップを取得した日時が表示されるようになります。これでバックアップは完了です。

バックアップ完了

事前に余計なファイルを待避しているので、32GBのバックアップにかかる時間は短いです。私の環境では5分ほどで終わりました

私のパソコンの性能は以下の通りです。

  • CPU:Intel Core i5-8265U
  • メモリ:8GB
  • SSD:WDC PC SN520 SDAPNUW-256G-1016

また、パソコンのSSDの使用量も8GB弱で済みました。元々のサイズが約32GBなので、1/4に圧縮されたことになります。

容量

確か、昔のiTunesのバックアップはスマホの容量と同じだけの空き容量を必要としていましたが、いつの間にか適切に圧縮されるようになったようですね~!

ただし、バックアップデータの暗号化と圧縮を同時に実行しているためか、パソコンのファンは回りっぱなしでした。古めのパソコンを使用している場合は、もっと時間がかかるかもしれません。

【注意】上記の手順で「自動的に」バックアップを取ると、Cドライブにバックアップファイルが作られますので、空き容量を確認してから実行しましょう。

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iPhone12miniにバックアップを復元する

iPhoneSEのバックアップを取得し終えたら、ライトニングケーブルを抜き、代わりにに開封したばかりのiPhone12miniを接続します。(ケーブルから給電され、iTunesがiPhoneを認識すると勝手に電源が入るので、箱から出したらそのまま繋いでOKでした!

iPhone12miniを接続

 

新しくインストールしたiTunesにはバックアップデータが前述の手順で取得した一つしか無いので、迷うことなくバックアップデータを指定してください(変更不要です)

復元

続いて、「iPhoneソフトウェア使用許諾契約」が表示されます。内容を熟読し「iPhoneソフトウェア使用許諾契約を読んだ上で同意します。」にチェックし、「続ける」をクリックします。

復元同意

 

続いて、バックアップ取得時に設定したパスワードを入力し、「OK」をクリックします。

パスワード入力

バックアップの復元が開始します。

復元開始

復元は5分ほどで終わりましたが、バックアップを取得したときと同様に、パソコンのファンは回りっぱなしでした。(データの解凍と復号を同時に実行しているからかなぁ?)

復元完了。

復元完了

復元が完了すると、Wi-Fiにも自動で接続し、アプリのダウンロードが始まります。

復元完了

なお、機種変時の失敗談をよく見聞きするLINEも、すべて復元されました。

【注意】新しいスマホでの使用を許可するために、古い方のスマホで認証作業が必要になります。

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マイネオのプロファイルをインストールする

さて、最後にSIMカードを入れ替えます。電源の切り方が分からなかったので、電源を入れたまま作業しましたが、一旦電源をOFFにすることをおすすめします!SIM差し替え

SIMカードを入れ替えると、4Gの電波はキャッチしているようですが、インターネット接続はできない状態になっていました。

SIM未完了

ここでmineoの「ご利用ガイド」を参照して、プロファイルをインストールします。

以下図を使って説明

【設定】から「プロファイルのインストール」をクリックすると、以下の画面が表示されるので、右上の「インストール」をクリックします。

続いて、パスコードを入力します。

警告画面が表示されますが内容は無視してOKなので、「インストール」をクリックします。

今度は画面下の「インストール」をクリックします。

「インストール完了」と表示されたら「完了」をクリックします。

iPhone12miniにプロファイルが正常にインストールされました!

以上で、無事4Gの電波でインターネットに接続できるようになりました!

mineoのSIMカードを使用している方で、iPhone12miniへの機種変更を検討している方は、成功事例の一つとしていただけると嬉しいです!

まぁ、公式のサポート開始を待つ方がベターではありますがね。

今回はこの辺で。

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